「浣腸フェチ必見」クリスマフィリアについて考察してみた。
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2019/08/30 10:00
格別の”刺激”を求めている皆様へ、今回は「クリスマフィリア」についてのお話。
”クリスマス”ではないですよ、”クリスマ”です。
クリスマフィリアとは
知らない方のために、まずはクリスマフィリアについて簡単に説明したいと思います。
クリスマフィリアとは、ギリシャ語の”κλύσμα(浣腸)”と”φιλία(愛)”を合わせた言葉です。
訳すとすれば「浣腸性愛」となるでしょうか。その名の通り
浣腸行為に対して性的興奮を覚えるパラフィリア(性的倒錯)です
しかし、一口に「浣腸に興奮する」と言っても
自分が浣腸をする・相手に浣腸をする・誰かが浣腸をしているのを見るなど、様々な楽しみ方が予想されます。
人それぞれ、”グッと”くるポイントは違うはずです。
自分が浣腸をしたいタイプ
私は浣腸の経験がないのであくまで想像になりますが
「自分が浣腸をしたい」タイプのクリスマフィリアは、マゾヒズムと大きく関係があると思います。
浣腸液を注入したあとに便意を我慢するのはとても苦しそうですし
それをプレイの相手に強要されるというのは、マゾ欲求をおおいに刺激されそうですよね。
最後には排泄行為に至ってしまうわけですから、その場にパートナー等がいれば
それを見られてしまう恥ずかしさからもマゾ的な興奮を得られそうです。
なかにはニュルッと冷たい、あるいは温かい(ここにも好みがありそう)液体が尻穴から入ってくる感覚そのものが好きで、マゾヒストではないという層もあるのかもしれません。
相手に浣腸をしたい・誰かが浣腸をしているのを見たいタイプ
一方で「相手に浣腸をしたい」あるいは「誰かが浣腸をしているのを見たい」タイプの人は、サディスティックな感じがします。
便意を我慢して苦しんでいる様子や、我慢しきれず、羞恥にまみれながら排泄に至る様子を眺ていると、被虐心が満たされるということですね。
「浣腸などという行為で気持ちよくなってしまっている」相手を責めることにもサド的快感を見出せそうです。
膨らんだお腹を押して苦しませたり、不意に排泄してしまった相手を責め立てたり、楽しみ方は様々考えられます。
また、相手が女性ならば、”前”と”上”が自由であり他のプレイと組み合わせやすいというところも、SMプレイと親和性が高いと言えるでしょう。
番外編:ただ排泄を見たいタイプ
浣腸そのものよりも排泄行為に対して強く性的興奮を覚える方は、コプロファイル(糞尿性愛者)、あるいは普段人前でしないような行為を見たいという意味でスコプトファイル(窃視性愛者)に分類されます。
コプロファイルの中には浣腸による排泄は”邪道”で、自然排泄でないと興奮しないという人もいるそうです。
パラフィリアって、奥深いですよね。
総括
クリスマフィリアについて調べていくうちに、私も少し興味が湧いてきました。
強い屈辱感・羞恥感を与えられるという点で、身体的な加虐/被虐より精神的な加虐/被虐を好むサディスト/マゾヒストと相性が良さそうです。
人によっては”やみつき”になってしまうほどの快感・魅力があるといいます。皆様も一度、試してみてはいかがでしょうか。